Nishio Farm

2021/11/09 16:38

2021年収穫のドライホップの販売を始めました。

今は2種類、「カスケード」と「ナゲット」の販売をしています。
カスケードはクラフトビールではとても有名なホップで、「グレープフルーツのような香り」と言われる通り爽やかな柑橘のようなビターな香り。
ホップは苦みがありますが、カスケードはどちらかというと苦みが少なく(でもむしゃむしゃ食べたら苦いですよ!)、「ホップ塩」や「追いホップ」がやりやすい品種かなと思います。
今年は北海道は異常な高温と干ばつが続き、作物は全体的に不作ですが、ホップも同じく収量が少なく、今年のカスケードも小ぶりです。
ですが、今年は乾燥方法にこだわりました。高温でのスピード乾燥ではなく低温でのゆっくりとした乾燥方法に。
そのお陰か、香りはとても良いです。
そしてナゲット。こちらはカスケードよりずっと収量が少なく、今年は本当に限定販売になってしまうのですが、とっっても良い香り!!
まるでパイナップルのような香りです。濃厚で、甘い。
苦みはカスケードよりずっと強いので、やはりむしゃむしゃ食べるのはお勧めできませんが、追いホップ、ぜひ試していただきたいです。

今年はパッケージも可愛く新しくなりました。
デザイナーのayamiさんにお願いしたイラスト。
カスケードは、大きな王様がのんびりとビールを楽しんでいるイラストで、特別な時間を過ごすのにぴったりなパッケージです。

そしてそして、今年から北海道札幌市のガラス作家、片山悟子さんのグラスのお取り扱いが始まりました。
一つ一つ手作りの、ビアジョッキです。
一般的なごついビアジョッキとは違い、柔らかな曲線で作られたビアジョッキは、小さな女性の手にもしっくり馴染みます。

ビアジョッキ、苦手意識がありつつも、でも憧れもあり、みたいなものだったのですが、片山さんのビアジョッキに出会って、「求めていたのはこれだった!」と感激しました。
お洒落で、でも「カンパーイ!」の気分もちゃんと盛り上げてくれて。
家で一人でこのビアジョッキでビールを飲んでいても、なんだかウキウキとするのです。
zoom飲み会でも、ちゃんと飲み会の気分に。

新しいビアジョッキとホップで、これから始まる長い冬の夜や、クリスマス、年末年始を、楽しんでいただけたら嬉しいです。

Mail Magazine

農園より、野菜の販売始まりやマルシェ出店のお知らせなど、季節ののお便りをお送りします。 年に4回ほどの配信を予定しています。